先日、レンタカーを運転する必要に迫られ、その際、我が自家用車にも付いている安全装置の進化版を体験し、更に進んだ低燃費を実感する事となった。
自分の技量に昔からある装備・機能に、カーナビ等が加わり、あらゆるセンサーとCPU、駆動系が連携し、総動員して目的地までの安全性・合理性・負荷低減をサポートしてくれる
運転するうち、これらは人生や会社運営にも極めて似ている事に気づいた。
シートベルト:万が一の際に身を守る保険なのだろう
車体:軽からワゴン、大型重機まで、企業規模と固定費(燃費)の連動か
カーナビ:年度~中長期計画を如何に合理的に立案し、進捗を見える化してくれる
ドラレコ:常に経営の軌跡(沿革)の事実を記録し続け、大きな出来事は別に記録される
(OBD ) :エンジンの状態、加減速他全てのデータが別に記録されるまるで顧問税理士のようなもの
ハイビーム:見通しの悪い時、遠方まで明るく照らし近視眼的判断を正してくれる
アクセル・ブレーキ:基本アクセルを踏む深さによってスピードはコントロールされるが、時として急
な減速を自ら判断で行う場合もある。更にクルーズコントロールによるサポートとは何か?
エンジン(燃費とパワーのバランス):ガソリンにディーゼル、そしてターボにハイブリッド、更に
EVまで多彩な顔ぶれとイニシャルコストの差は当然ランニングコスト(燃費)に現れてい
る。安易に安い人材を集めたが生産性が悪く、結果高い人件費等コストが掛っていないだろ
うか?そもそもきっちりオイル点検等欠かさず本来の性能を落とさない行動をとっているだ
ろうか?
ガソリン:経営を維持させる為のキャッシュ。ガソリンタンクの容量と残量、燃費から航続距離が測ら
れる。技量以上に常に残量とスタンドの位置を把握する必要も。非常時にはJAFも選択肢に
車線維持装置:本来の方針や計画を逸脱しそうになると警告を促し、さらに操舵(経営)にまで強制介
入する、まるで番頭のような存在
衝突回避(軽減)装置:予測されるアクシデントを事前に回避し、万が一の際もダメージを最小限に抑
える
挙げたらきりがないが如何だろう?
技術は更に進化しコストもこなれ、最終的には完全自動運転という事になるのだろう。
しかし、かなり高価となり、お金の用意と決断が出来なければ、これら新しいシステムの導入は夢物語。人(家計・人間関係)も経営もよく似ている。
技量はどうですか?燃費は如何ですか?記憶・判断力は確かですか?
いくらサポートされても肝心のカーナビへの入力・選択は変わらず人なんだよね。
私も55歳になり、衰えを実感し、装置・テクノロジーに助けられる事を実感するのです。
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